競艇初心者が勝つためのコツ②競艇場の特徴を理解する

上で説明したように、競艇では競艇場の違いだけで各コースの1着率は大きく変化します。
競艇初心者が舟券を的中させるためには、まずは競艇場の特徴を理解することが必要となってきます。
ゆくゆくは全24の競艇場の特徴を覚える必要がありますが、最初から全てを覚えるのは非常に大変なことです。
競艇初心者の場合、まずは自分が買いたいと思ったレースが開催される競艇場の特徴を調べてみると良いでしょう。
自分が舟券を購入するタイミングで、リアルタイムの風の条件や波の条件を調べて、それに合わせて買い目を決めるのがオススメです。

外枠が有利なのは?

外枠有利の代表ともいえる戸田競艇場のレイアウト

外枠が有利な競艇場は、先程1コースの1着率が低い競艇場で挙げた戸田競艇場(ボートレース戸田)や多摩川競艇場(ボートレース多摩川)などです。
戸田競艇場はスタートから第1ターンマークにかけて、スタンド側に向かって走路が狭くなっています
そのため、インコースの選手は斜めに走らなければならず、反対にまっすぐ走ることができる3・4コースが有利にレースを進めることができます。
決まり手に3・4コースのまくりが目立つのはそれが原因です。
また、多摩川競艇場も、戸田競艇場と同様にスタンド側に向かって走路が狭くなっていたり、日本一の静水面と呼ばれるほど走りやすい水面でスピードレースになりやすいため、まくりの決まり手が多くなります。

堅い決着が多いのは?

1号艇が圧倒的に有利な「企画レース」

一方で、1コースの1着率が高い芦屋競艇場(ボートレース芦屋)や大村競艇場(ボートレース大村)は、コース特性上インコースが強かったり、1号艇を故意に勝ちやすくする「企画レース」が積極的に組まれていることから、堅い決着が多い競艇場となっています。
オッズは低くなりがちですが、予想の仕方を覚えることができたり、買い目を絞りやすいため少額でも勝負しやすかったりと、競艇初心者にもオススメの競艇場です。